hue食のライブラリーから選ぶ「私の1冊」 vol.1スキーマ建築計画 長坂常

世界中の食に関する書籍を集めたhueライブラリー。料理の撮影スタジオに併設するこのライブラリーには“食”に関する書籍が、漫画から、洋書、レシピ本など、約3000冊を超える多様なジャンルで構成されています。

ここでは、この食のライブラリーを訪れた人に「私の1冊」として書籍を選んでいただき、感想や選書のコメントなどをお聞きしていきたいと思います。


ここを訪れる方に聞く、「私の一冊」
記念すべき第一回目は長坂常さん

現在、発売中の『CASA BRUTUS』12月号(11月10日発売号)
「居心地のいい本屋さん」特集のなかで、「建築家が作った本棚」として、スキーマ建築計画の長坂常さんにhueライブラリーをご紹介いただきました。
 食のライブラリーは、2012年にhueのスタジオとともに完成をしましたが、今年4月にはフロアを移動してリニューアル。白い壁面いっぱいに本が詰まったライブラリーに生まれ変わりました。『CASA BRUTUS』では、ライブラリーの設計についてのお話や、併設する焼き菓子屋さんとの結界についてご紹介いただいています。そんなスキーマ建築計画の長坂常さんに、このライブラリーから気になる1冊を選んでいただけないか、お願いをしてみたところ。

「そういえば、本棚を作った時から気になっていた本がある・・・」とのお返事。

さっそくライブラリーにお越しいただいて、「気になっていた」という書籍を探していただきました。
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表紙が気になって仕方ない本
『a girl and her pig』


「そうそう、あの本です」と長坂さんが指さすのは…


1匹の豚を、まるでストールを巻くように肩にかついた女性がこちらを向いています。
確かに!この表紙は気になりますね。

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「中身は全然知らないんですけど、ここの本棚を作った時からこの表紙が気になっていて。何の本だろうって。」と長坂さん。
ライブラリーのはしごを自ら登って、書籍をじっくりご覧いただきました。

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「あ、美味しそうな料理の本なんですね」

一見、エキセントリックな表紙にも見えますが、書籍の中は美味しそうな料理がたくさん紹介されている『a girl and her pig』というレシピ本でした。
長坂さんが、気になっていた表紙の女性は、エイプリル・ブルームフィールドさんというイギリス人シェフ。ニューヨークでミシュランの星を獲得したレストラン『ザ・ブレスリン』と『スポッテッドピッグ』で活躍する人気の女性シェフで、書籍の中では、「自他共に認める豚肉好き」な彼女が英国流の料理をはじめ、自慢の豚肉レシピを美しい写真とイラストを使って紹介しています。
さすが、話題のシェフとあってレシピはどれも美味しそう。
豚を担いだ、この表紙からは想像もつきませんでしたね。

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書籍へのコメントを1筆お願いしました!
hueライブラリーの栞として書籍に挟んでもらっています。

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またはしごを上って、本を定位置へ戻す長坂さん。
豚を担いで、自身たっぷりにこちらを見つめる『a girl and her pig』は、他の表紙からは感じられない、強い視線を感じますね。
ライブラリーを訪れる人をまるで出迎えているような、この位置がぴったりな気がします。
どうぞ、ライブラリーにお越しの際は、このエイプリルさんの視線を浴びてから読書をお楽しみください。

長年気になっていた書籍の中身を知ることができた、と長坂さん。
こちらこそ、ありがとうございました!
「建築家が作ったライブラリー」として、長坂さんにご紹介いただいた
現在発売中の『CASA BRUTUS』12月号(11月10日発売号)もぜひ併せてご覧になってください。長坂常さん、「私の1冊」ありがとうございました!

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長坂常(ながさかじょう)
スキーマ建築計画主宰。近著に『B面がA面にかわるとき 増補版』(鹿島出版会)、『長坂常|常に思っていること』(LIXIL出版)など。

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