【二十四節気】hueごよみ 立春(りっしゅん)

春夏秋冬をさらに細かく6つずつに分けた「二十四節気」。この特集では二十四節気をベースに、旬の食材紹介やそれらを使ったレシピ、季節を意識したスタイリングのコツなどを紹介していきます。

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立春

大寒から数えて15日目頃の、旧暦正月の節目の日(2016年は2月4日)で、昔は「立春」を決まり事の起点にすることが多かった。
365VisualDB」より

ホームパーティのおもてなし

春は、新入学や就職、転勤など、さまざまなライフイベントが行なわれる時期。歓迎会や送別会を開かれる方も多いことでしょう。特に小さいお子さんがいる方は、ホームパーティの幹事になることも多いのではないでしょうか?今回は、その際のおもてなしについてご紹介します。

ホームパーティの幹事(ホスト)を務めることになった場合、一番気になるのが、料理やドリンクのこと。自分の手料理をゲストに振る舞いたいということなら、料理はこちらで用意する旨をお知らせし、好きなドリンク(ワインなど)を1本持ち寄りにしてもらいましょう。とくに親しい方との集まりなら、食材費、酒代などをワリカンにするのもいいですね。

逆にお料理が苦手な方は、ポトラックパーティを企画してみてはいかがでしょうか?ポトラック(potluck)とは、英語で「あり合わせの料理」のこと。つまり1品持ち寄りパーティのことで、欧米では主流のスタイルです。その際には、持ち寄りの料理は手作りに限定しないことが大切。デパ地下やスーパーマーケットで購入したものでもOKということであれば、作る時間のない方でも参加しやすい会となります。

手作りの箸袋でゲストをお迎え

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箸袋は折り紙で簡単に作ることができます。まず折り紙を裏返し、手前から奥に約1cm手前で山折。折り目を奥にして裏返し、手前から奥に向かって約1cm手前をさらに山折り。左端を1/4折り返す。右端から一番手前の紙を斜めに折り返し、箸を入れたら完成。

あらかじめ席順を決めている場合は、斜めに折り返した部分に名前やメッセージなどを書いておくのもいいですね。外国人には名前を平仮名やカタカナで記入し、パーティ終了後、持ち帰ってもらうように伝えると喜ばれます。

レシピ紹介

「鰆のポワレ 春色のソースを添えて」

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魚へんに春と書く「サワラ」は、俳句で春の季語となっている魚。これは晩春から初夏にかけて、産卵のために訪れる瀬戸内海沖で多く獲れるからなのだとか。上品な味わいの高級魚「鰆」は、身の色が白く、背にある青褐色の斑点がはっきりしているものが良質とされています。身割れしやすいため、あらかじめ塩をふっておき、軽く締めてから調理するのが美しく焼き上げるコツです。

主に和食で親しまれている魚ですが、日本ではフランス料理でもよく使われる食材のひとつ。今回は、その鰆をポアレにし、パーティ風の盛りつけに。春をイメージしたパステルカラーのビーツとグリンピースのソースをご用意しました。鰆のポアレにソースをトッピングしながら味わうほか、バゲットにソースを塗り、鰆のポアレをのせ、オープンサンドのように味わうのもおすすめです。

【材料・4人分】

(A)鰆のポアレ
鰆(ひと口大に切る)…2枚分
※両面に塩、コショウをし、10分置いてから、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

強力粉…大さじ1
バター…10g
オリーブ油…大さじ1

(B)ビーツのソース
ビーツ(缶詰)…40g
ひよこ豆(缶詰・薄皮をむいておく)…50g
白ごまペースト…10g
おろしニンニク…小1/2かけ分
レモン汁…1/4個分
エクストラバージンオリーブ油…小さじ1
塩、コショウ…少々

(C)グリンピースのソース
グリンピース(缶詰・薄皮をむいておく)…50g
缶詰の汁…大さじ1/2
生クリーム…大さじ1
※さわやかに仕上げたい場合はヨーグルトでもよい。
マスカルポーネ(またはフロマージュブラン)…40g
塩、コショウ…少々

(D)トッピング
各種スプラウト
(カイワレ大根、ブロッコリースプラウト、クレス、人参草など)…適宜

(E)ガーニッシュ
ミニトマト(黄・緑・赤)、ラディッシュの輪切り、木の芽、大根(薄く切ってから桜型で抜き、寿司酢に漬ける)、タケノコ(薄切りにしたゆでタケノコをオリーブ油でソテーし、塩をふる)など、お好みで。

【作り方】

1.熱したフライパンにオリーブ油、バターを加えて溶かし、強力粉を薄くまぶした鰆を皮目から入れる。中〜弱火に保ち、スプーンで油をかけながら7割ほど火が通ったら裏返し、軽く火を通したらバットに取り、余熱で火を通す。
2.ビーツとグリンピースのソースを作る。(B)と(C)の材料をそれぞれフードプロセッサーに入れて混ぜる。
3.皿に(1)を盛り、(D)のスプラウトをトッピング。(2)を添え、(E)を飾る。

【盛り方のポイント】

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トッピングのスプラウトはお好みで、数種をボウルに入れて箸でよく混ぜましょう。山のように高く盛るには、右手で混ぜたスプラウトをひとつかみ取り、左の手のひらにのせます。そして改めて右手でつまみ、手のひらの中で全体をひねって山を作ります。それを鰆のポアレの上に静かに載せます。箸でつまんでのせるのではなく、手のひらの中で形をつくるのがポイントです。

Photo by 加藤雄也

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著者プロフィール

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佐々木麻子
赤堀料理学園フードコーディネーター科卒業・ジュニア野菜ソムリエ。編集プロダクション・広告制作会社などを経て、フリーライターに。ロンドン郊外の公立カレッジでシェフコースに通いながら、現地のミシュラン1つ星レストランやカフェの厨房を経験。現在は、広告や雑誌のライティング、レシピ作成、フードスタイリングを担当している。
http://asakosasaki.amebaownd.com/
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