【二十四節気】hueごよみ 小寒(しょうかん)

春夏秋冬をさらに細かく6つずつに分けた「二十四節気」。この特集では二十四節気をベースに、旬の食材紹介やそれらを使ったレシピ、季節を意識したスタイリングのコツなどを紹介していきます。

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小寒(しょうかん)

「小寒」とはゆず湯に入る冬至(毎年12月22日ごろ)から数えて15日目ごろの日(2016年は1月6日)で、厳しい寒さがいよいよ本番をむかえる。
365Visual DB」より

レシピ紹介

『 蕪の宝箱 柚子あんかけ 』

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朝が来てもベットが恋しいこの季節
まどろみから身を起こし
年末の山積みになったお仕事たちと
楽しいイベントたちをせっせと消化して
あっという間に年越しを迎える。
年末フル稼働させてしまった消化器を
年始からは大切にしてあげたい。
そして、去年を振り返りながら
今年に新たな願いを込めて・・・。

消化酵素たっぷりで胃腸を温めてくれる蕪に
清廉で高潔という花言葉をもつセリと旬の食材たちであしらい
爽やかな気持ちになれる柚子の香りするあんをかけて。

日々を大切に、そして丁寧に。
そんな想いを詰めた一品。

【材料・2人分】

蕪…2個
セリ…2本
ゆりね…6枚
芝えび…2尾
溶き卵…1/2個分
みりん…小2
柚子果汁…小1/2
水溶き片栗粉(片栗粉…小2、水…大1)
塩…適宜
(A)
出汁…400ml
薄口醤油…大1/2
(飾り)
柚子の皮(5mm角程の四角に切る))
金時人参(1mm程のスライスにし5mm角程の四角に切る)
    (1mm程のスライスにし5mm×1.5cm程の短冊切りにする)

【作り方】

1.蕪は葉を切り落として六方剥きにし、中身をくり抜く。
鍋に(A)を入れ沸騰したら蕪を加え柔らかくなるまで煮る。

2.くり抜いた中身をすり下ろし塩少々を加え水気をしぼり、溶き卵と合わせる。

3.①の蕪を取り出し、②を流し入れる。残った出汁にみりんを加え沸騰したら
水とき片栗粉を加えとろみが出たら柚子果汁を加え塩で味を整える。(柚子あんかけ)

4.鍋にざる、または粉ふるいを置きかぶらない程の水を加え沸騰させる。
ざる、または粉ふるいの上に蕪を置き蓋をして中火で7~8分程蒸す。

5.せりはさっと茹で水気をしぼり、2本の葉の部分を揃えて持ち、茎の中央に輪ができるように結ぶ。(結びせり)ゆりねは、さっと茹で冷水にさらす。芝えびは殻をむき、塩水(分量外)で洗って臭みを取り、鍋に湯を沸かし塩少々を入れ、芝えびを加えてさっと茹でる。色が変わったらざるに上げ、水けをきって3等分に切る。

6.器の中央に蕪を置き、芝えび、ゆりね、結びせりを盛り、短冊金時人参を飾る。
(柚子あんかけ)を流し入れ、四角く切った柚子と金時人参をあしらう。

【調理のポイント】

特別な調理器具は使わず家庭にあるものを代用します。
料亭で出てきそうなお料理を、家庭でも簡単に作れるレシピです。

①蕪を六方剥きにする
1. 茎と下部を切り落とす。
2. 六方に剥き、皮の内側に筋があるので口当たりを良くするため厚く剥く。

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②蕪をくり抜く
1. 家庭にあるグレープフルーツスプーンなどで、いもくり抜き器の代用にする。
2. グレープフルーツスプーンなどで蕪を刺し、手首を回転させて中身をくり抜く。
3. 蕪の底に穴が開かないように注意しながら丸くくり抜く。

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③蕪を蒸す
1. 大きめの鍋に、ざる、または粉ふるいを置き蒸し器の代用にする。

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④柚子の飾り切り
1. 柚子の側面の皮を幅広く剥き、裏返して白いわたを包丁で削ぎ取る。
2. 細長い長方形に形を整え、5mm各程の正方形に切る。

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まるで料亭で出てくるようなスタイリッシュなお料理も
少しの手間とアイデアで誰でも簡単に作ることができちゃうレシピ
どこの家庭にもあるものを使って、調理ポイントをおさえながら、
新年のおもてなしに、ちょっと丁寧な一品はいかがでしょうか。

Photo by 加藤雄也

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※「365VisualDB」は、アマナイメージズが提供するビジュアルデータベースサービスです。

著者プロフィール

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市沢 衣久
インテリアデザイン会社に勤めたのち、佑成陽子クッキングアートセミナーを卒業。
フードコーディネーター資格取得。
料理教室にて、料理・製パンの講師を経験。
現在、雑誌や広告のレシピ開発、料理制作、スタイリングを担当。
BLOG http://ameblo.jp/ichisawa-iku/
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