【二十四節気】hueごよみ 大雪(たいせつ)

春夏秋冬をさらに細かく6つずつに分けた「二十四節気」。この特集では二十四節気をベースに、旬の食材紹介やそれらを使ったレシピ、季節を意識したスタイリングのコツなどを紹介していきます。

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大雪(たいせつ)

おおゆきではなく、たいせつと読む二十四節気の一つ。
「大雪」(毎年12月7日ごろ)をむかえると冬の寒さが日毎に厳しくなっていく。「365VisualDB」より

旬の食材「イチゴ」

露地ものがメインだった時代は、春から初夏が旬だったという「イチゴ」。温室栽培の技術が進化したことにより、今では1年中出回るようになりました。とはいえ、多く出荷されるのは11〜3月。そして、旬はこれからのシーズン。クリスマスケーキ需要で多く栽培される12月後半から1月、ひな祭り前後の2月後半から3月です。

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美味しいイチゴを見分けるポイント 

・ ヘタの緑色が鮮やかでみずみずしく、先までピンとしている。
・ 表面にハリがあり、種のツブツブがくっきりして、大きさが揃っている。
・ 形はしっかりと太って大きく、出来るだけ赤く色鮮やか。

イチゴは追熟しないので、新鮮なうちに食べるのが一番。ヘタがみずみずしいうちに食べ切りましょう。パックで購入する場合は、傷みがないかどうか、裏からもしっかりチェックするのがベター。

特にビタミンCが豊富なイチゴは、中サイズ10個で1日分の必要量を満たすため、風邪予防にも食べたいフルーツ。ビタミンCが流出しないようにヘタをつけたまま洗ってから食べましょう。ついヘタを持って、先端部分から食べてしまいがちですが、実は先端部分が一番甘いので、ヘタを切り落とした部分から食べ始めると最後まで甘みが楽しめますよ。

レシピ紹介

ココナッツ風味のライスプディング 黒胡麻チュイル添え

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欧州が発祥地とされる「ライスプディング」。その昔、欧州でお米は育ちにくかったため、高価な輸入品だったと言われています。よって、当時、富裕層の間では、薬代わりとして、食べられていたのだそう。今では、欧米を中心にアジアでもデザートとして親しまれているメニューですが、デンマークでは、ライスプディングにホイップした生クリームと砕いたアーモンドを混ぜ、クリスマススイーツとして食べる伝統があります。そのプディングの中に1粒のアーモンドを忍ばせておき、当たった人にはプレゼントがもらえるそう。パーティで盛り上がりそうなスイーツですね!

さて、今回は欧米のベーシックなライスプディングを米飯で簡単に。そして、ココナッツオイルを加えて、タイ風のお味に仕上げました。黒胡麻チュイルを手で割りながらまぜて食べるとサクサクの食感が楽しめます。寒い季節は出来立てを温かいまま。また冷やしても美味しいです。

先程、ご紹介したイチゴがトレードマークであるWECKの瓶をスノーボールに見立てて、盛りつけてみました。おもてなしにいかがでしょうか?

【材料・2人分】

(A)
米飯…200g
牛乳…200cc
砂糖…大さじ3
(B)
卵黄…1個分
牛乳…50cc
(C)
ココナッツオイル…小さじ2
ココナッツロング…適量

ブルーベリー…6粒
ラズベリー…4粒
イチゴ…(半分に切る)1個
ミント…適量
粉糖…お好みで

【作り方】

1.片手鍋に(A)を入れて火にかけ、沸騰したら弱火に。焦がさないようにゴムベラで混ぜ、米粒をつぶしながら、15分ぐらい煮る。
2.鍋を火からおろし、(B)を少しずつ加える。さらに(C)を入れ、よく混ぜる。
3.粗熱が取れたら器に入れ、冷蔵庫で冷やす。食べる直前にブルーベリー、ラズベリー、イチゴ、ミント、チュイルを飾る。甘さが足りない場合は、お好みで粉糖をかけて。

【黒胡麻チュイルの材料】

※分量は多めですが、半量だと固まりにくいです
水…200cc
強力粉…20g
黒胡麻ペースト…30g
オリーブオイル…60cc
塩…少々
粉糖…お好みで

【黒胡麻チュイルの焼き方】

1.ボウルにすべての材料を入れて、よく混ぜ合わせ、しばらくおく。
2.テフロン加工のフライパンをよく熱し、(1)の生地をレードルで2/3杯流し入れる。
3.生地を入れたら、中火にし、全体に乾燥するまで熱し、フチからヘラを入れて、焼き網の上に取って乾かす。食べる直前に粉糖を振る。

_MG_9257.jpg【焼き方のポイント】

生地がよく固まり、フチから中心にかけて全体が乾燥して来たら、出来上がりの合図

Photo by 加藤雄也

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※「365VisualDB」は、アマナイメージズが提供するビジュアルデータベースサービスです。

著者プロフィール

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佐々木麻子
赤堀料理学園フードコーディネーター科卒業・ジュニア野菜ソムリエ。編集プロダクション・広告制作会社などを経て、フリーライターに。ロンドン郊外の公立カレッジでシェフコースに通いながら、現地のミシュラン1つ星レストランやカフェの厨房を経験。現在は、広告や雑誌のライティング、レシピ作成、フードスタイリングを担当している。
http://asakosasaki.amebaownd.com/
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