賢いマヌカハニーの選び方!美肌食育教室主宰・浅利真妃さんに聞くインナービューティー 講座 vol.6

今年も桜が満開の季節がやってきました!長い冬が過ぎ去り、すっかり暦の上では春ですが、もうしばらくは、寒さと暖かさが行ったり来たりの時節、つまり体調も崩しやすい季節と言えます。私はこの時期、乾燥からくる喉風邪などを引いてしまうことがあるのですが、皆さんは喉ケア、そして体を労わるために日頃どのような工夫をされていますか?
喉の痛みや風邪予防のため、マヌカハニーやその他のハチミツなどが毎年注目されますが、その種類はたくさんあります。特にマヌカハニーに関しては、種類はもちろん、そのお値段の違いにびっくりされる方も多いのではないでしょうか。
では、そのマヌカハニー、種類や実際に期待できる効能、味の違い、選び方など、なにに気を止めれば良いのでしょう? 今回はこの季節に味方につけたい食材として、マヌカハニーやその他のハチミツ、そして最近注目される自然甘味料について触れてみたいと思います。

殺菌力が期待できる
マヌカハニーの選び方

マヌカハニーは単なる甘味料として使われるものから、治療用に近いものもあります。購入する時は用途により賢く選びたいですよね。やはり一番に期待されている効果は、その抗菌力ですが、効果期待値の強度や純度の高さに比例してお値段も高くなっているものが一般的です。逆を言うと比較的安いマヌカハニーはブレンドものが多く、殺菌効果も低いものが多いと言われています。私は以前オーストラリア在住の友人からお土産にマヌカハニーを戴いたことがきっかけで、その用途や味に興味を持つようになりました。味については少しクセがあるので好き嫌いがハッキリとわかれてしまうかもしれません。最近ではオーストラリア原産のジャラハニーもその味の美味しさとマヌカのような抗菌力も期待され、人気を集めているようです。もちろん効果を期待する場合、しっかり成分を確認して、決められた量を正しく摂取すること・・・これは「食育」そして「選食力」の基本でもあります。

ハチミツは花の種類によってその色や香り、質感など特長も違ってきます。合わせる食材や料理によっては、使い方も豊富です。マヌカハニーはニュージーランドに生息するマヌカの花の蜜から作られたハチミツとのことですが、実際には他の甘味料と比べどのような違いがあるのでしょうか。

買う時に迷わない、
マヌカハニーの数値の見方

マヌカハニーを購入された方はお気づきになられた方が多いと思いますが、抗菌力の強度を示す数値やマークがついているものが殆どです。ポピュラーなものでMGOとUMFがスーパーなどの店頭でも見かけられます。共にマヌカハニーが持つ抗菌活性力の強度を示し、数値の高い物が、高い効果を期待できます。
UMFはマヌカハニーに含まれている殺菌成分を消毒液のフェノール溶液と比較して数値化したもので、UMF10+であれば、マヌカハニーの抗菌作用は、濃度10%のフェノール溶液と同じ位の抗菌作用が期待できるという意味になります。
また、MGOは商標登録している1社のみが表示できるものですが、長く解明されていなかったマヌカハニー特有の活性成分がMGO(メチルグリオキサール)であることが解かったことで、含有量を正確に知ることができました。含有量とその価格を確認しながら購入できるのは初心者にもわかりやすいですよね。販売している会社や種類はたくさんありますので、マヌカハニーを選ぶ際は各ブランドやマークの特徴を購入前に知っておくと迷い過ぎず、スムーズに選べるでしょう。

炭水化物や甘味の質を替えることから始める


美と健康は密接な関係にあります。食材から美を支えてもらえるよう日常的に美容食を取り入れていらっしゃる方は今や少なくないでしょう。
誰もが今すぐ始められることとして、食べ過ぎを少し改めて、AGE(糖化)をなるべく減らすことはとても大切です。その際、炭水化物や甘味料の質を変えることはすぐに取り入れられるインナービューティー法です。

例えば、
白米⇒玄米・雑穀米
小麦粉⇒全粒粉・米粉
白砂糖⇒ハチミツ・メープルシロップ・アガペシロップ・デーツシロップ・黒砂糖・甘酒など

これらを少し意識してみるだけでもインナービューティーケアとして、5年後10年後の自分への労りに繋がってきます。
今や砂糖以外の甘味料はハチミツを始め、豊富に種類があります。健康や美容効果のある食材にプラスして、とっておきのマイドリンクやデザートにして楽しんではいかがでしょう。ほんのひと工夫ですが、楽しく始められるのもインナービューティーの醍醐味ですね。


【 カットバナナのデーツシロップがけ 】
アラブの美容食とも言われているデーツ(ナツメヤシ)からなるデーツシロップは、100%植物性の天然甘味料。甘味成分はブドウ糖と果糖で、栄養豊富でハチミツのような甘さが魅力です。コクがあるので煮物などの和食にもピッタリですが、ヨーグルトやパンケーキにかけるのはもちろんのこと、カットバナナにかけていただくのもオススメです。フルーツの中でもコッテリとした粘りのあるバナナとコクのあるデーツシロップを一緒にいただくことでバニラアイスのような甘さと風味が楽しめます。
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【 八朔のシロップ漬け 】
この時期美味しい柑橘類ですが、中でも少し酸味や苦味のある八朔は、少量の天然シロップやお好みでお酢を加え一晩漬けるだけで美味しいデザートになります。シロップの中でもクセの少ないメープルやアガペシロップを使うとフルーツのフレッシュさを損なわずに仕上がります。
*アガペシロップも色々な加工品が出回っているようなので、有機栽培のものや製造されている会社のこだわりを確認して購入すると安心ですね。
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【 ハニーナッツ 】
塩も油も使用していないクルミ、カシューナッツ、アーモンドなどをアガペシロップに漬けて。 いつもよりしっとりとした甘いナッツはよいおやつになります。

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前回の記事はこちら

2017年 美容食のトレンドと伝統  インナービューティー 講座 vol.5
「手軽さ」「美しさ」を応援してくれるキッチングッズ!インナービューティー講座 vol.4
「夏の疲れを改善するには?」 インナービューティー講座 vol.3
「定番食をオーダーメイドする楽しみ」インナービューティー講座 vol.2
「ファスティングってなんですか?」 インナービューティー講座 vol.1

著者プロフィール

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浅利 真妃
美肌食育教室主宰 
ビューティーフードスタイリスト
フードコーディネーター 食育インストラクター コスメコンシェルジュ
エキスパートファスティングマイスター。
食の専門スクールにて、インナービューティー講座をプロデュースする。またビューティーサロンプロデュース、化粧品PR・ブランディングでの経験を活かしビューティー企画、インナービューティーセミナーを開催。

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