スマホで撮る! おいしい写真の3つのポイント

今回はスマホで撮る、おいしい写真の3つのポイントをお話しします。

最近のスマホは、もう立派なカメラです。
機能も充実していますし、簡単にすぐ撮影できるデバイスとなっています。

スマホを活用すれば、皆さんもよりおいしい写真も撮れるようになります。

そこでおいしく撮れるポイントを3つに絞りました。

おいしい時間をおいしく記録して、ぜひ多くの人と共有しましょう!

ポイントその1 おいしそうな光を探しましょう!

まずは光のお話です。
光は向きによって名前が付けられています。
光の図解.jpg 
「順光」: 正面から当たる光。
料理の色や形ははっきりと分かりやすく見えますが、フラットな表現になってしまいます。
順光2.jpg

▲順光による撮影

 
「サイド光」: 横から当たる光。
料理に陰影ができ、立体感が表現できます。
ただし明るい部分と暗い部分が極端に出てきてしまうため、暗い部分の光の微調整が必要となります。
サイド光2.jpg

▲サイド光による撮影

 
「逆光」: 料理の後ろから当たる光。
明るさの調整は難しいのですが、ドラマチックな写真が撮れます。
逆光2.jpg

▲逆光による撮影

  
8種類の光の中でおいしい写真を撮るために必要な光は、以下の4種類です。
 
 ・「サイド光」
 ・「半逆光」
 ・「逆光」
 ・「トップ光」

では実際にどのように写真を撮れば良いのでしょうか?
ここでは、お部屋の中で自然光で撮影する場合を説明します。
テーブルの図解.jpg
窓際にテーブルを寄せてください
その際にテーブルの角度を窓に対して少しずらすことで、半逆光で撮影することができます。

直射日光は避けて!
料理に直射日光が当たっていると、少し堅いイメージになり、おいしそうではなくなってしまいます。
曇っている日が理想的な光です。

ミックス光は避けましょう
お部屋の蛍光灯や、その他の照明はすべて消してください。
自然光のみで撮るのがポイントです。
理由は色の違う光が混ざると、料理の色がおいしそうに表現できないからです。

パスタ完成.jpg

撮影状況.jpg

ポイントその2 おいしそうなアングルとは?

アングルとは、カメラを構える位置のこと。
一般的に真上から撮る写真と、斜めから撮る写真が基本的なアングルです。
真俯瞰斜俯瞰.jpg

▲(左)真上から撮った写真、(右)斜めから撮った写真


真上から撮るアングルの効果は、非常にグラフィカルな料理が撮影できるということです。
普段あまり目にすることのない真上からのアングルの写真は、新鮮なイメージにもつながります。

斜めから撮る料理の写真は、テーブルに座って食事をする時に皆さんが料理を見る角度なので、見慣れたアングルです。
料理を立体的に表現しやすいという特徴があります。

このどちらかのアングルで撮影するとよろしいでしょう。

次に構図の話です。
構図とは、カメラのフレームの中で料理をどこに配置させるのかということです。
基本的な構図は8種類あります。
8種類の構図.jpg
代表的なものは、「日の丸構図」です。
これは皆さんが比較的よく撮られる基本的な構図です。
写したいものを画面の真ん中に置いて撮影します。

それに対して写したいものを真ん中から少しずらした撮り方が、「三分割構図」です。
画面の中に縦横2本ずつ均等にラインを引いたとします。
そのライン上に写したい料理や見せたいポイントが位置することで、バランスが崩れた写真を撮ることができます。
バランスを崩すことで、見やすく、非常に伝わりやすい動きのある写真となります。
簡単に使えて効果的な撮り方です。
日の丸と三分割.jpg

▲(左)日の丸構図、(右)三分割構図

ポイントその3 おいしそうを演出しよう!

ちょっとした工夫で料理がよりおいしそうに見えることがあります。

まず撮影をする前に少し盛り付けを整えてみましょう。
トッピングが曲がっていたり、見せたいものが見えていない場合には、盛り付けを直してから撮ると、よりおいしさが伝わります。
イケてるイケてない.jpg

▲左と右、おいしそうに見えるのはどっちでしょう?

 
次に動きをつけてみましょう。
麺であればお箸で、スープは具材をスプーンで、パスタはフォークでくるくる巻いて持ち上げてみてください。
そのような動きをつけることによって、料理の表情が生きてきます。
箸上げオールスター.jpg
箸上げ人.jpg
しかし自分で動きをつけながら撮影するのは少し難しいです。
さらにお店での撮影となると、少し恥ずかしいかも……。
恥ずかしさが勝つのか、おいしさを伝えたい気持ちが勝つのか?!
それは皆さん次第です。
勇気を出して、箸上げ、スプーン上げ、フォーク上げをやってみましょう!

その他の演出として、カメラのフィルター機能を使ってみることもおすすめします。
通常はノーマルの状態で撮影されていると思いますが、場合によっては料理の色が鮮やかに表現できるフィルターを使うと、おいしさが増します。
iPhoneだと、「ビビッド」というフィルターを使うと、料理がより鮮やかに写ります。
ノーマルとビビット.jpg

▲(左)フィルター選択なしの場合の撮影、(右)「ビビッド」フィルターを使った撮影


以上がおいしい写真が撮れる3つのポイントです。

最後に、おいしい写真は瞬間勝負です!
ささっと撮影して、料理はおいしいタイミングで食べてくださいね。

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株式会社ヒュー
株式会社ヒューは「食」を中心とした広告や商品パッケージの撮影から、レシピの開発・提案・クッキングの手配や出版物・WEB・デザイン・SNSを使ったコミュニケーションツールなど多彩にご提案が出来る「食の総合プロデュース会社」です。
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