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【and people 】andクリエイターを大解剖! case:藤田緋音

食ライフのプロにインタビューこのシリーズはand.で活躍する食のクリエイターたちの“いま”を探るべく、普段の飾らない素顔や仕事内容をのぞいてみました。プロだからこそ知るテクニックや裏事情は、目からウロコ!知って得する情報も盛りだくさんでご紹介していく連載です。
今回、担当してくれたのは料理研究家・フードコーディネーターの藤田緋音さん。
撮影はフォトグラファー ジョ ヘミ
が担当しました。

肩書:果物料理家&フードスタイリスト

企業と組んでさまざまな商品開発や料理動画などを手掛けてきた若きクリエーター。
大好きな果物にとことんこだわって作るレシピと「果物料理家」として新しいジャンルで活躍する、そのお仕事内容をとことん伺いました。

 

大好きな果物の個性を生かしたい

Food Concierge…果物料理家という肩書でデビューされたきっかけを教えてください。

藤田さん…果物が大好きなのです(笑) 地元が栃木県で、果物がふんだんに採れる土地柄でした。新鮮なうちにどうやって食べようか、いつも考えていた気がします。りんごだって皮をむいて食べるだけではなく、ソース状にしてコンフィチュールのようにパンに塗ってみたり、グラノーラに入れてもおいしい。そうやって、いろいろと考えていると、つい果物を使ったレシピが多くなっていきました。もっと、果物を使っていきたいなという気持ちから、果物料理家という肩書をつけました。

Food Concierge…今回ご提案のレシピもスイーツだけではなく、お料理にも果物をとても上手に生かされていて、見た目もきれいですよね。

藤田さん…果物って甘いだけではない。酸味や苦み、ジューシーさ…。果物によって個性はいろいろです。それぞれの個性を生かしながら、お料理にも積極的にとり入れていきたいと思っています。果物を使うと季節感が演出できますし、食卓が一気に華やかになるのも魅力ですね。

Food Concierge…本日のメニューは、どのようなコンセプトですか?

藤田さん…“旬の食材を食べよう”がテーマです。旬がいいとは分かっていても、だいたいの食材はスーパーで何でも揃う時代。「今の季節の旬な食材って何だろう?」と、疑問に持つこと自体が少なくなってきている気がします。「旬な食材はやはりおいしいね」「これがおいしい季節がきたね」と、食をきっかけに季節を感じてもらえる機会が増えてほしいという願いから、今回のレシピを選びました。(※取材時 5月)

 

自分の世界観を表現するということ

Food Concierge…企業とのお仕事が多かったとのことですが、今までは、どのような仕事をされてきたのですか?

藤田さん…食品メーカーやキッチンメーカーの商品パッケージや料理動画、新しい商品開発に向けてのお仕事に携わってきました。
月に1回程度、動画を撮影していました。メーカーさんのFacebookなどのSNS用の撮影ですとか、Webの仕事も多かったです。

Food Concierge…なかなかハードだったのではないですか?

藤田さん…同じような仕事でも組むメンバーによって、出来上がりが違ってくるのが面白かったです。食品の商品開発は、ロジカルに考えた上でクライアントの意向に沿ってご提案をしていきます。フードディレクターでの仕事は、プランニングからはじめて、お皿の上でどのように演出したらいいかを考えて撮影に臨んでいくので、案件ごとに違うという感じでした。

Food Concierge…さまざまな活動をされてきたのですね。
この仕事をはじめられたきっかけは何だったのですか?

藤田さん…物心ついた時からから、フードコーディネーターになりたいと思っていました。
調理師学校を卒業後、イタリア料理店や、イタリアのお菓子(ドルチェ)専門店で働いていたこともありました。やはりフードコーディネーターの夢が忘れられなくて、料理家の専属アシスタントの経験などをしてきました。

Food Concierge…レストランの厨房と料理業界と、両方の経験があるのは強みですね!

藤田さん…飲食店は、注文が立て込むと大変ですが、撮影現場は少しずつ作り込んでいく感じがいいなって。自分の世界観を表現できる場が好きなのだと思います。

 

イタリア人から学んだこと Que sera, sera

Food Concierge…イタリア料理店から、イタリアのお菓子専門店で働いていたということですが、イタリアがお好きなのですか?

藤田さん…両方のお店共、イタリア人が一緒に働いていたのですが、好きな料理は?とたずねると「マンマの料理」ってみんなが答えるのです。イタリアのマンマの料理は、塩とオリーブオイルだけのシンプルなもの。調味料は少ないのですが、その分、素材のおいしさを引き出す料理が多いのです。イタリア料理の代表ともいえる、アクアパッツアも魚介類を水から火を入れて、旨みを出していくお料理ですが、シンプルだからこそのおいしさをイタリア料理で学びました。あと、とにかく陽気(笑)。忙しい職場だったのですが、イタリア人は、「何とかなるさ」が口ぐせで、その陽気さに何度も救われましたね。

Food Concierge…いいですね! 料理はやはり楽しく作らないと、最終的においしいものができあがらない気がしますよね。

 

“食べることは、たのしい”

Food Concierge…同世代の女性たちに向けてお料理教室を主宰されているとのことですが、どのようなメニューを提案されているのですか?

藤田さん…手の込んだものだと、料理を好きになってもらえないので(笑)。ハンバーグとか基本のお料理です。クレソンのサラダとか、紫キャベツなど色味のきれいな野菜を盛りつけると、みんな喜んでくれます。アイスなんかも作りますが、市販のアイスに刻んだレモンピールとミントの葉を混ぜるだけでも、全く見た目が変わる。料理って楽しい!って、思えてもらえるような簡単なメニューからはじめています。

Food Concierge…聞いているだけで、たのしい女子会になりそうですね~。

藤田さん…これからは、もっと果物を生かしたレシピをとり入れながら、同世代の女性たちにも料理の魅力を伝えていきたいです。

Food Concierge…果物をさり気なくプラスした季節感のあるレシピは、藤田さんらしさを感じさせるさわやかなものばかりでした。これからも旬の果物を使ったレシピなど、今後の藤田さんの活動がますます気になります!

藤田緋音さんに、お仕事を依頼されたい方はFoodconcierge までお問い合わせくださいませ。

 

ご協力いただいた食のクリエイター

藤田緋音/果物料理家&フードスタイリスト

1991年生まれ。調理師学校を卒業し、イタリアンレストランで働きイタリアの文化・料理を学ぶ。幼い頃からの夢であったフードスタイリストになるため、料理家の専属アシスタントを経験し撮影用の料理のノウハウを学ぶ。2015年にフードクリエイター会社に所属し、フードスタイリストとして活動する。
2018年4月に独立し、現在は広告向けの料理のレシピ開発・調理・スタイリングをするフードスタイリスト兼、果物を使った料理を提案する料理家として活動中。

資格:調理師免許、フルーツ&ベジタブルアドバイザー

 

川越晃子/たべものライター&編集<川越光笑/たべものライター&編集>

出版社勤務後、フリーランスへ。食の取材を中心とした本の企画・構成をはじめ、レシピ作成やスタイリングを含めたトータルコーディネートなどを手掛けている。“食べるものによって、人の体も心も育まれる”という考えをモットーに、食べ物の裏側にある環境や農業、栄養学にも関心が高い。
著書に、日本の食文化をまとめた『おにぎり』、『まるベジ・ドリンク』共にグラフィック社刊などがある。
現在、フードスタイリスト、料理カメラマンとの女性3人のフードユニット「Soup Caravan」を結成中。

今回作ったレシピはこちら(@hueand_and)

藤田さんへのお仕事の依頼はこちらまで(→hue_and@hue-hue.com)
依頼可能内容:商品企画・開発、レシピ開発・メニュー開発、フードスタイリング など

CONTACT

hue_and@hue-hue.com

【担当】 森河 ・ 高橋

会社概要

株式会社ヒュー

設立2005年3月
所在地東京都港区海岸3-5-1
主な事業内容広告を中心とするビジュアル制作事業
資本金1,000万円(株式会社アマナ出資比率:100%)
従業員数40名(2018年4月1日現在)
URLhttps://hue-hue.com/