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COLUMN

hue andで活躍するフードクリエイター、テクニカルメンバー、
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「hue and Gathering!2019」気になる!クリエイターたちの一品(前篇)

先日開催されたhue and初のクリエイターミーティング、「hue and Gathering!2019」では「もっとみなさんの事を知りたい!」という事で「ご自身を表現できる一品」というテーマのもと、各自食材を持ち寄るギャザリング形式のパーティースタイルで開催しました。
※「hue and Gathering!2019」レポートはこちら

当初は気軽な気持ちで持ち寄りをお願いしたのですが、自己紹介と合わせて「なぜこの一品なのか?」という理由をお伺いしたところ、その仕事を始めたきっかけやどのように日々の案件と向き合っているのかなど、とても深い部分をお聞きする事ができました。

「自分を表現する一品」

日常の案件ではスキルはもちろん、スケジュールやギャランティなど諸条件を前提にご提案をすることが多いのですが、経歴や実績だけではお伝えしきれないその人の今やクリエイターマインドがガチっとハマった案件はクオリティに違いを感じます。第一線で活躍されるフードクリエイターの一品、気になりますよね!「この人と一緒に仕事をしてみたい!」そんなエッセンスを感じとっていただければと思い、前篇・後篇と2回に分けてご紹介していきます。

和×米=家庭料理研究家 田口由起さん

一品:Pan Banging Chocolate Chip Cookies
アメリカでのフード経験をお持ちの田口さんは日々アメリカのお菓子を研究されているそうで、NYタイムズなどで話題になったPan-Bangingという手法を使って焼いたクッキーをご紹介いただきました。 「サードウェーブコーヒーやパンケーキなど、アメリカで流行ったものが日本に数年後入ってくる傾向があるように思います。海外の料理を日本に、日本の料理を海外に、みんな知っているようなありふれた料理も、アップデートして紹介して行きたいと思っています。」

和食バル「emma.」女将・管理栄養士 江間瞳さん

一品:だし巻き玉子
普段は和食バル「emma.」を切り盛りする女将という江間さん。フードコーディネーター・スタイリストという職種を知らなかったそうで、「新しい食の世界を知りたい」という想いから参加してくださいました。「だし巻き玉子はお店の定番で人気のメニューです。人生で初めてひとりで作れるようになった料理が玉子焼きだったので、「原点にかえる」「新たなスタート」という想いを込めてお持ちしました。」実はこのだし巻き玉子、「カタチも味も絶品、やっぱり和食って落ち着く!」と参加メンバーからも大人気の一品でした。

モーメント株式会社 マネージャー/プロデューサー 中庭未保さん

一品:KEN’s CAFE のガトーショコラ
「ママクリエイターの価値を最大限に引き上げる」を掲げ、所属する全員がママというクリエイティブプロダクション「モーメント株式会社」でマネージメントをされている中庭さん。美味しいものを食べてみなさんに笑顔になってほしい!とお気に入りのKEN’s CAFE のガトーショコラをご紹介いただきました。クリエイティブな業界は拘束時間も長く、ママにとっては働きづらい環境かもしれませんが私たちhue andも一緒に新しい働き方を作っていきたいと思います。

テーブルプランナー 遠田明子さん

一品:「春隣」せりいなり
時間をかけずとも実現できる美味しい食べ方=naked cook を心がけている遠田さん。献立を考える際に二十四節気七十二候を軸にすることも。今回は「春隣」を題材に、いなりを炊いて生の芹を巻いた「せりいなり」をお持ちいただきました。「故郷の福井が油揚げ製産消費56年連続1位なんです。共稼ぎの多い福井の女性がさっと料理出来る食材として油揚げが良く使われていたという文化背景もあるそうで。今日は働くママたちへの敬意をこめて、いなりを選びました。」味はもちろん、笹で包まれたスタイリングも大好評の一品でした。
※遠田さんについてご紹介しているand peopleの記事はこちら

フードコーディネーター くぼたあきこさん

一品:大人とこどものチョコレートフォンデュ
「メニュー開発をする際は“1度で3回楽しめる”を意識しています」というくぼたさん。事前に子供も参加可能とお伝えしていたこともありチョコレートフォンデュにしてアクティビティ要素を盛り込みながら、大人も一緒に楽しめるようにと無農薬きんかんや珍しいサラミなど、甘い・辛い・しょっぱい・ほろ苦い、といった味も食感も多彩な食材をご用意いただきました。子供も大人も“そこにいるみんなが楽しめるメニュー”というコンセプトに、くぼたさんの優しさを感じました。

料理研究家/フードコーディネーター 柳瀬真澄さん

一品:アガベミルクプリン
広告・雑誌でのレシピ開発やスタイリング、食品メーカーの商品開発など、幅広い分野で活躍されている柳瀬さん、長年アガベシロップの研究をされているそうです。(※アガベとはメキシコ合衆国中心に広がる植物で、アガベシロップは低GIの天然甘味料として近年注目が高まっている食材の一つです)「今日はこのアガベを皆さんに召し上がっていただき感想をお伺いしたいです」とのことでご紹介いただきました。コクがあるのに後味が驚くほどスッキリ、ぜひ取り入れてみたいです。

フードコーディネーター/おうち居酒屋プランナー 脇田朋子さん

一品:野菜稲荷すし
カラフルな見た目に「可愛い!」と注目を集めた野菜稲荷ずしをご紹介してくださったのは脇田さん。「お子さんから大人まで楽しめるお稲荷さん。見た目も華やかにとカラフルな野菜をのせてみました!」丁寧に味付けされているお野菜はそのまま食べても美味しく、残りは晩酌のつまみに、というのもおうち居酒屋プランナーである脇田さんらしい視点。持ち寄りの会では食器をお借りする必要がないようにとよく重箱を利用しているそうです。

和菓子デザイナー 鈴木万久美

一品:本わらび餅、金柑チョコ、艶干し錦玉(貴腐ワインとフランボワーズ/キルシュ酒)
「伝統的和菓子からお酒やナッツ、スパイスを使ったアレンジ和菓子まで」をコンセプトに活動されている和菓子デザイナーの鈴木さん。お持ちいただいた3つのレシピはそれを体験できる構成で、伝統的和菓子の「本わらび餅」、基本の餡やお干菓子作りの技法を使いつつアレンジしたナッツやスパイス入りの「金柑チョコ」、お酒入りの「艶干し錦玉」をご紹介いただきました。「和菓子」と聞くと少しハードルが高くなってしまいそうですが、一つ一つ丁寧に作られた美しい形や、食材の掛け合わせに、多くの参加メンバーから“一番記憶に残った一品”というコメントをいただきました。

管理栄養士/フードコーディネーター 曽根小有里さん

一品:白金高輪ガスタのバスクチーズケーキ
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、ビアソムリエの資格をお持ちの曽根さん。管理栄養士の資格もお持ちで、ワインやビールに合わせたおつまみレシピだけでなく、栄養や健康、美容視点でのアドバイスもされているそうです。新たにキッチンスタジオをオープンされたそうで「近所で行列のできているお店があるなと気になっていたんですが、なかなか買えなくて。今日をきっかけに買ってみました!」とご紹介いただきました。本国スペインではバルでも出されいるそうで、ワインやビールにも合いそうなとろりと濃厚な味わいでした。

フードスタイリスト 鹿島梨沙さん

一品:RICE COOKIES
グラフィックデザイン、フードスタイリングを得意とする鹿島さんは、お子さんを出産されてより食材への関心が高まっているそうです。今回ご紹介いただいたのは米粉、玄米粉を使用した4種類のクッキー。「今後の米粉菓子にまつわる仕事に携わりたいなと、今日は皆さんに試食していただきたくてお持ちしました。」玄米、抹茶、紫いも、竹炭、それぞれ味ごとに異なるクッキーの色味やオリジナルデザインのラベルでパッケージされた仕上がりに鹿島さんらしさを感じました。

イベントを終えて

今回はここまで。皆さんの一品に込められた想い、ここでは書ききれないほどに色々とお話しいただきました。得意とするスキルや活動している領域の異なる皆さんですが、それぞれに共通していたのは、みんなに喜んでもらえたら、という“優しさ”が込められている事ではと思います。味はもちろん、目でも楽しんでもらえるようにと笹で包んだり重箱に詰めたり。食感を楽しめるように、香が引き立つようにと考えられた丁寧なレシピ。自分の郷土料理や行列のできる一品をみんなとシェアしたいから。場を共有する人たちと一緒に楽しみたいという、そんな優しい気持ちを伝えられる「食」という仕事に携われていることに嬉しさを感じる一日となりました。続きは後編でご紹介していきます!

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【担当】 森河 ・ 高橋

会社概要

株式会社ヒュー

設立2005年3月
所在地東京都港区海岸3-5-1
主な事業内容広告を中心とするビジュアル制作事業
資本金1,000万円(株式会社アマナ出資比率:100%)
従業員数40名(2018年4月1日現在)
URLhttps://hue-hue.com/