売り上げアップ写真術! “おいしそう”を演出しよう

食関連のEコーマスサイトを自社で運営されている方必見!
商品の写真は、盛り付け方や小道具を使った演出方法など撮影時のひと工夫で、商品の魅力が増し、伝わる写真になります。
料理撮影を専門とするスタジオ『hue』のフォトグラファーが、
今日から使える簡単な撮影テクニックをご紹介します。

その1 「小道具をプラスする」

まずはこちらの写真をご覧ください。
トマトビフォ.jpg
商品を説明するにはこの撮り方で十分だと思います。

でももっとおいしそうに見せる方法はあります!

主役のトマトジュースにプラスして、脇役となる小道具を配置してみましょう。
トマトアフター.jpg

ポイント1:中身のジュースをグラスに注ぐ

飲む寸前の様子を写真で表現することで、より商品のおいしいイメージがわきます。
食べ物の場合にはパッケージからお皿に盛り付け、食卓でのシーンを演出してみてください。

ポイント2:トマトジュースの素材となっているトマトを配置

素材を見せることで、ジュースの素材感や商品イメージを伝えることができます。

ポイント3:天板にこだわる

ナチュラルなジュースのイメージをより訴求するために木の天板を使用してみました。

以上3つのポイントを加えることで、ボトル単体の写真よりもおいしさを伝えられる写真になりました。
トマトビフォアフ.jpg

その2 「器にこだわる」

まずこちらの写真をご覧ください。
漬物ビフォ.jpg
これはカブと大根の漬け物の写真ですが、白いお皿に盛り付けられていて、さらにテーブルクロスにも白いものが使われています。少しわかりにくいですよね?

写真で瞬間的においしさを伝えるためには、料理や食材に合った食器をセレクトすることが重要です。同系色のお皿とかは避けた方が良いでしょう。
お料理と異なる色のお皿を用いることでコントラストがはっきりして、よりおいしさが伝わる写真になります。

以上のことを踏まえてこんな小道具に変えてみました
漬物アフター.jpg

ポイント1:メインの商品である漬け物と色がかぶらないお皿をセレクト

今回は織部のお皿にのせました。
和の食材にはやはり和食器が合います。

ポイント2:クロスをリネン素材の藍色のクロスに

撮影するものが和の漬け物なので、クロスも洋風から和風に変えました。
漬物ビフォアフ.jpg

その3 「主役を引き立たせる脇役」

まずはこちらの写真をご覧ください。
さつま揚げビフォ.jpg
さつま揚げの盛り合わせを白いお皿の上にのせています。
この写真から形やサイズは分かるのですが、おいしさの表現としては今ひとつです。
よりおいしさを表現するには、小道具となる器や主役を引き立たせる演出が必要です。

そこでこんな盛り付けにしてみました。
さつま揚げアフター.jpg

ポイント1:白いお皿をザルに変えておいしさ演出

さらに懐紙を使うことで魅力的な盛り付けにしてみました。

ポイント2:より主役を引き立たせるために大葉を使用

さらにコントラストがはっきりとして、さつま揚げのおいしさがより引き立ったおいしさにつながる写真になります。

ポイント3:さつま揚げの一部をカット

中身を見せることによって上手く説明的な要素も加えることができます。
味の訴求にもつながります。
さつま揚げビフォアフター.jpg

ここまで完成したら、背景を変えるだけでまたイメージが異なる写真に仕上がります。
さつま揚げアフター2.jpg
背景をナチュラルな色合いから黒色に変えることにより、ぐっと高級感のある写真に!
ギフトに使う写真なら、こういう撮り方もいいですね。

今日は商品のおいしさを伝えるための撮影テクニックのお話でした。
ポイントのおさらいです。

その1 「小道具をプラスする」
その2 「器にこだわる」
その3 「主役を引き立たせる脇役」

自社の商品の魅力を伝えるためには、ちょっとした工夫を加えた伝わる写真が有効です。
もしスタイリングに迷った時は、ネットで画像検索をしてみて自分のイメージに合う写真を見つけて参考にしてみてはいかがでしょう。

著者プロフィール

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株式会社ヒュー
株式会社ヒューは「食」を中心とした広告や商品パッケージの撮影から、レシピの開発・提案・クッキングの手配や出版物・WEB・デザイン・SNSを使ったコミュニケーションツールなど多彩にご提案が出来る「食の総合プロデュース会社」です。
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