スマホで撮影! はじめての料理動画・前編

今まで一つの空間に集まって開催されていた料理教室やワークショップ。
最近はオンラインやリモートでの参加がごく当たり前のようになってきました。

今回の記事では、スマホで料理動画を撮影する時のポイントをお届けします。
ヒューでは食の動画制作も多数手がけており、動画専門のプロデュースチームも発足。
今回は、そのチームを率いるプロデューサーの菅野こうすけが
はじめて動画を撮影する!という方でもすぐに実践できる
スマホで料理動画を撮影する方法をお届けします。

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▲ヒューの動画チームを率いる菅野。
前職では映像ディレクターとして企画・構成から撮影、編集まで一貫して手掛け、
レシピ動画をはじめとした様々なメディアを立ち上げてきました。
ヒューでは映像プロデューサーとして数多くの動画案件をプロデュースしています。

スマホで料理動画を撮ってみよう!

こんにちは。ヒュー動画チームの菅野です。
最近のスマートフォンの進化は素晴らしく、
特に動画の性能に関しては驚異的!とも言えます。
例えば5年ほど前のスマートフォン(iPhone6)は、高画質での撮影ができなかったり、
手振れ補正などの機能(iPhone6との比較)などはありませんでした。
ところが今のスマートフォンは4K画質の撮影はもちろん、
暗い中での撮影や振れ補正も、一般的なカメラと比べてもひけをとりません。
今回は、そんなスマートフォンを使った料理動画を
うまく撮影するポイントをご紹介したいと思います。


オンライン化が進むことで
最近は様々なスタイルで情報発信ができるようになりました。
特に料理教室においては、
料理のデモンストレーションを見て気になるところを質問する見学型や、
参加者もオンラインで同時に作るような参加型など、その形式はさまざま。
そしてどんな形式であっても撮影することは必須となります。

とは言っても最初から撮影道具を一式そろえるのは費用もかかるし、
まず何から揃えるべきなのか迷いますよね。そんな時はまず、
お手持ちのスマートフォンを使った動画撮影を試してみてください。
ポイントさえ押さえていればスマートフォンでも料理動画を作るのは簡単です。

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まずは、「どんな動画を作りたいのか」をイメージしてみましょう。
動画の形式によって伝わり方が大きく変わります。
代表的な撮影方法を3つご紹介します。


初級編・レシピ動画に最適な俯瞰撮影


レシピや料理の手順をわかりやすく伝えたいときは俯瞰撮影がおすすめです。
企業によるレシピ動画などが普及したことにより、
“俯瞰”での撮影も一般的になってきました。
料理撮影においてのメリットは「ジャガイモを一口大に切って」
など大きさや分量が見るだけでわかるという点。
料理の一連の流れを視覚的に伝えるには最も有効な撮影方法と言えます。

一方で料理のシズル感などを表現するにはあまり向いていません。
撮影に関してはテーブル上など、
画面に映る範囲を絞ることが出来るので全体の空間の演出をする必要がなく
比較的簡単に撮影することができます。かつて一般的なカメラで俯瞰撮影をしようとすると、
機材や撮影の準備はとても大変でしたが、
いまでは手軽に俯瞰撮影用の三脚が手に入るのでそれを利用すると便利です。

参考動画
『DELISH KITCHEN』のレシピ動画は、ゆっくりと丁寧に工程を説明するので、
「作りたい」というユーザーにはとてもありがたい動画です。音声の解説もついています。

中級編・雰囲気重視の斜俯瞰撮影

「美味しそうな瞬間を伝えたい」「食べたい!と思わせたい」という場合は斜俯瞰、
サイドからの撮影がおすすめです。美味しそうな雰囲気が伝わりやすく、
料理のシズル感などの表現にも向いています。ただし、撮影の難易度は少し上がります。
画面に映る範囲が広く奥行きが追加されるので、キッチンで撮影する場合は
全体が写っても良いように空間を作りこむ必要があります。
世界観がしっかり伝わるため観て楽しむ、鑑賞する、
という動画を作りたい場合はぜひ挑戦してみましょう。

参考動画
自然光を活かした撮影で、調理音にもこだわっています。
俯瞰の動画よりも長く視聴されることも特徴です。

上級編・TV番組のような料理動画

「料理する人を主役にしたい」という場合は、
広めの定点でキッチン全体を撮影する方法もあります。
テレビの料理番組のような仕上がりを目指す場合にはおすすめです。
こちらもキッチン全体が映るため、スタイリングなど空間の作りこみや、
主役となる人物のシナリオなど準備が大変ですが、
こういった動画を投稿して情報発信しているYouTuberはたくさんいます。
ぜひ参考にしてみてください。

参考動画
登場人物の手際の良さやキャラクターに惹かれるコンテンツです。
解説とともに料理を作り、カットを変えて画変わりさせることで飽きさせない構成になっています。

「こんな動画を撮影したい」というベンチマークを持つことは、
撮影の準備や手順を明確にし、撮影のモチベーション維持にもつながります。
たくさんの料理動画を鑑賞して、
どんな撮影方法やアプローチがあるのかイメージを膨らませてみましょう。

次回の記事では、スマホで動画撮影をするために必要な機材や配信についてご紹介します!

著者プロフィール

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株式会社ヒュー
株式会社ヒューは「食」を中心とした広告や商品パッケージの撮影から、レシピの開発・提案・クッキングの手配や出版物・WEB・デザイン・SNSを使ったコミュニケーションツールなど多彩にご提案が出来る「食の総合プロデュース会社」です。
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