本場の熱気と感動を東京に届けたい! NY体験記『The Food Film Festival Tokyo』レポートvol.2

昨年ニューヨークで 13 回目の開催を大盛況のうちに終えた『The Food Film Festival』(以下『FFF』)が2020年4月に日本初上陸!
その名も『The Food Film Festival Tokyo 2020』(以下『FFFT』)です。
観て食べて、そして考えて楽しむ新しい感動体験を生み出すイベントの魅力について、シェフやクリエイター、運営スタッフに語ってもらうシリーズ第2回目。
ニューヨークを訪れ、『FFF』を体験してきたhue代表の大手仁志さんに、会場の雰囲気や、街中での食体験ついてお話をうかがいました。

本場の『FFF』を体験しにNYへ!

――イベントの東京開催に先駆けて、本場ニューヨークで『FFF』に参加されたそうですね!

大手仁志さん(以下敬称略) 2019年10月、『FFFT』事務局のメンバーはイベントの主催者であるジョージ・モッツとエグゼクティブプロデューサーであるセス・アンガーから誘われ、ニューヨークに渡り、本場で第13回『FFF』を体験してきました。
また同時に、hueフォトグラファーの石川寛とシェフの森枝幹さんによる映像作品『Sushi Origin and the Beyond』を出品。
現地に到着してからイベント当日まであまり時間がなく、シェフは提供する料理の準備、他のメンバーは4月の東京開催に向けてPRのための取材に撮影にと結構なハードスケジュールでしたね。

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最高潮の盛り上がりの中イベントスタート

――イベントはどういう流れで行われるのでしょう?

大手 会場はミッドタウンにあるAMC Empire 25。
25スクリーンもある大きな劇場で、その1シアターを4日間貸きってのイベントでした。
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お客さんはまず受付でリストバンドを付け、VIP会場へ向かいます。
開場時間になるまで軽食やアルコールなど楽しみながら開場時間を待ち、時間になるとシアター内へ案内されます。
その時点で会場はすでに盛り上がっていましたよ。
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オープニングではジョージの登場で会場の熱気はさらにヒートアップ、お客さんもスタッフも一体となった状態でイベントはスタートします。
作品は1日に5、6本、4日間かけて上映、お客さんが真剣な表情で鑑賞するものもあれば、途中で歓声や笑いが起こるものなど内容は様々。
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作品と作品の間にはジョージの進行で作品に関わった監督や出演者が登壇して作品に込めた想いを語ります。
ライブ感たっぷりの上映会と言ったところでしょうか。
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そして上映中には、今まさに目の前のスクリーンに映っている料理が一口サイズで提供されます。
絶妙なタイミングで最高においしい状態の料理を約300名のお客さんに一気に提供しなければこのイベントは成功しません。
そこでスタッフは何度も打ち合わせやリハ重ねるなど緻密な計画が立てられているようです。
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――一口サイズの料理の裏側で、キッチンは戦場になっているんでしょうね……。

大手 まさしくその通りです!
劇場内とは違いバックヤードキッチンはまさに戦場です。
さらに『FFF』を語る上で欠かせない存在は、ボランティアスタッフです。
たとえば上映中の料理の提供だけでも、各列の両端に配膳スタッフ、真ん中の通路にはトレイを回収するスタッフが配置されています。
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――スタッフも相当数必要ですね!

大手 そうなんです。
まさに多くのスタッフによって運営されているイベントなのです!
困難なオペレーションなので終了後の達成感はあるんでしょうね。
毎年協力してくださる方もいるみたいですよ。
ジョージもセスも、運営側が満足して一体となって働かないとお客さんにも想いが伝わらないという考えから、
ボランティアスタッフのことをすごく大切にしているんです。
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▲ジョージとセス(写真中央)とボランティアスタッフの皆さん。チームワークの良さが伝わってくる一枚です。

もっと知りたい味わいたい方はアフターパーティーで

――暗い中で視覚と聴覚は映像に、触覚と味覚と嗅覚は料理に集中することは、4DXのさらに上をいく体験ですね。
その一口を食べることによって「こういう味わいか」と納得することもあれば、より興味を掻き立てられて気になることや聞いてみたいことも出てくるのかなと思いました。

大手 そんな思いをフォローしてくれるのが、アフターパーティーです。
パーティーでは、それぞれの作品にちなんだブースが出店しています。
今回うちからは日本酒と鮒寿司を提供しました。
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鮒寿司は日本人でもクセがあると感じる方もいらっしゃいますが、意外と現地の皆さんにすんなりと受け入れられていて、ペアリングを楽しんでいましたね。
各ブースでは質問も飛び交い、お客さんと作品に関わった人たちが直接コミュニケーションを取れる場になっていました。
皆さんとっても楽しそうで、良い顔をしていたのが印象的でしたね。

NYの食の今を求めてマーケット散策

――『FFF』がお客さんからスタッフまでたくさんの人に愛されているイベントだということが分かりました!
こういうイベントが13回も続く背景が気になります。
ニューヨークの街中ではどんな食体験をされましたか?

大手 ユニオンスクエア・グリーンマーケットや、ブルックリンの屋外フードマーケットであるスモーガスバーグに行きました。
ファーマーズマーケットでは主にニューヨーク近郊でつくられた野菜や乳製品、蜂蜜などが並んでいました。
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またマーケットの出口には生ゴミを回収する場所があって、マーケットに来た人や近所の人たちが生ゴミを捨てに来ていました。
そこから肥料が作られ、畑で使われ、育った野菜がまたマーケットに並ぶという循環のシステムができているんです。
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――『FFF』が13回も続いていたり、多様な食を受け入れられる背景には、こういうニューヨークの人たちの食や地球環境に対する関心の高さがあるんですね。

大手 本場ニューヨークでの体験からはいろいろな課題も見えてきましたし、たくさんの気づきもありました。
4月に開催される第1回目の『FFFT』では、まずは本場のイベントをそのまま東京で再現することを目指し、今後はお客さんの反応を見ながら日本人向けにカスタマイズして、より良いイベントを作り上げていきたいですね。

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ニューヨークの『FFF』のお客さんとスタッフの一体感から生まれる熱狂が伝わってきました。
出品した『Sushi Origin and the Beyond』は監督賞にあたる「2019 – Food Filmmaker of the Year Award」を受賞!
次回は作品に関わったhueフォトグラファーの石川寛さん、シェフの森枝幹さん、プランナーの高柳景多さんへのインタビューを紹介します。
どうぞお楽しみに。

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INFO:
ニューヨーク発「観て食べる」フードフィルム・フェスティバル『The Food Film Festival Tokyo 2020』Day1、Day2 前売チケット販売開始!
映像に映る食事をフルコースで味わえる 2 日間のチケットは枚数限定販売です。
お得な早割も期間限定で販売します。

『The Food Film Festival Tokyo 2020』
期間:2020年4月17日(金)~19日(日)
場所:B&C HALL /東京都品川区東品川2-1-3)
チケット価格:DAY1,DAY2 早割チケット 10,000 円、前売チケット 11,000 円、当日チケット 11,000 円 ※価格すべて税込み
取り扱い:チケットぴあ (Pコード:644-735) https://w.pia.jp/t/fff-tokyo/
①店舗:チケットぴあ/セブン-イレブンで直接ご購入いただけます。
②インターネット:「チケットぴあ」のウェブサイトからご購入いただけます。※会員登録(無料)が必要
③電話予約:0570-02-9999(24 時間受付) ※但し(火)(水)の深夜 2:30~5:30 除く
※②・③の場合、予約有効期間内にチケットぴあ/セブン-イレブン/ファミリーマート 店舗でお引取りください。
なお、別途取扱手数料がかかります。

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