今年はオリンピックイヤー!2020年のフードトレンドを大予想! 人気 料理写真アプリ『SnapDish』インタビュー

今年はオリンピックイヤー!2020年のフードトレンドを大予想! 人気 料理写真アプリ『SnapDish』インタビュー

毎日の料理が楽しく、おいしくなる写真アプリ『SnapDish』(スナップディッシュ)。
料理の写真を通じて、料理好きな人たちと交流を楽しんだり、レシピを共有することができます。
前回の記事では、2019年のフードトレンドを振り返ってみました!(前回の記事はこちら)

今年はいよいよオリンピックイヤー!2020年はどんな料理が話題になるのか、
今回もシズルディレクターで料理フォトグラファーのhue大手仁志が
『SnapDish』の事業開発マネージャーの阿部樹さんと担当の佐々木真理さん、
広報の落井麻紀さんにお話を伺いました。

TOP画像『胡桃パンとバナナのキャラメリゼ』(投稿者・welcomeizumiさん)


hue 今年は何と言っても東京オリンピックの開催ですね。
こういう大きなイベントがあると料理のトレンドはどんな影響がありますか?

SnapDish(以下敬称略SD) 前回に冬季オリンピックが開催された時は、
TVで競技を観戦するために時短メニューの投稿が多くなりました。
必ずしも毎回ホームパーティーをするわけではないので、
家で観戦しながら食べられる丼などの手軽なものが人気でした。
あとは、オリンピックの全競技をソーセージで表現している方がいました!
ソーセージがバーベルを持ち上げている形になっていたり。

hue それはすごいですね!オリンピックならではです。

今年も続く!?
台湾カステラにバナナジュース

SD 昨年のタピオカブームに続いて、バナナジュースの流行がくると言われています。
TVでも人気のバナナジューススタンドが紹介されたり、既に話題にもなっています。
ジュースだけでなくバナナのメニューも流行するのでは、と思っています。

hue バナナは年中手に入るし、手軽だから取り入れやすそうですね。

SD そうなんです。身近な食材だし、
バナナも断面を並べると繰り返しのリズム感がでて絵映えします。
以前にシャインマスカットも同じ理由で流行しました。
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▲『ココナッツバナナチップスでaloha』(投稿者・noeさん)
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▲『バナナ大福シャインマスカット大福』(投稿者・オーロラさん)

SD 台湾スイーツの人気も続くと思います。
今もじわじわ注目が集まっている台湾カステラは専門店も登場しているようです。

hue 普通のカステラとどう違うんですか?

SD 食感がふわふわでシフォンケーキのような、もっちりした感じもあります。
“新食感”は皆さん気になりますよね。材料も家にあるものでシンプルに作れるのもいいですよね。
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▲『ふわふわ台湾カステラ』(投稿者・みぃママさん)

農家野菜、自家栽培野菜
豊かな国産の野菜に注目

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▲『国産柑橘類のミコンフィ』(投稿者・やまださん)

SD
 19年は台風など災害があったりして、皆さん応援したい気持ちもあり、
日本の農家さんが注目されていました。
今年はオリンピックがあるので日本の食材にさらに注目が集まると思っています。
例えば投稿にも『国産柑橘類の~』『農家さんから買ってきた柿~』と
レシピやメニュー名にも書かれているところが、その注目度の高さが表れていますよね。

hue SDGsなど全体的に食材にも注目が集まっている印象ですよね。御社でも畑でイベント開催されていましたよね。

SD そうなんです。スナップディッシュとしては初の屋外イベントでした。
畑で収穫体験をして、その場で料理をしてみんなで食べます。
「毎日のもぐもぐが、地球の未来につながる」というコンセプトで
『もぐもぐ未来プロジェクト』と名付けました。

今は“持続可能な食”に共感が集まっていますよね。
何かを我慢するような制限されるイメージではなくて
「おいしい・たのしい」という気持ちがベースにあれば、
こういうイベントは続いていくと考えています。
実際に参加者の方も楽しそうで満足度の高いイベントになりました。

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▲「地球に負荷をかけない食」や、「旬のものは美味しいし体にもいいよね」と
イベントを通じて参加者に体験してもらう『もぐもぐ未来プロジェクト』。(写真提供・SnapDish)

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▲「収穫した野菜を余すことなく食べるために」と保存食の作り方を後日『SnapDish』キッチンスタジオで開催したそう。
瓶詰めのザワークラフトは作り方さえわかれば、手軽に作れて長持ちするので便利。
保存食作りも楽しむことで、フードロス問題への小さな一歩になります。

定番となりつつある
和出汁×洋食材


SD 海外でも既に注目されている“和出汁”が、
今年はオリンピックもあるので更に注目が集まっていくと思います。
和出汁は何に入れても美味しいし味が決まる。
洋食材との相性もいいので、和出汁の“無敵感”はありますよね。

hue 出汁は、確かに専門店もよく目にするし、
バリエーションが本当にたくさんありますよね。
出汁パックは海外へのお土産なんかにも重宝されそうですね。

SD 出汁を丁寧に手作りする人も増えるだろうし、
手軽な出汁パックも流行ると思います。
和出汁×洋食材はご家庭でもどんどん定番化していくと思っています。

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▲『だしブイヤベース』(投稿者・やまださん)

オリンピックイヤーでさらに注目
グルテンフリースイーツと発酵食品

SD オリンピックでたくさん外国からのお客さんを迎えるなかで、
今年は引き続き注目されると予想しているのが「グルテンフリースイーツ」と「発酵食品」です。

hue 海外ではグルテンフリーは多いんですか?

SD 外国は健康意識が高いですから、グルテンフリーの食品は多いですよ。
日本でもオリンピックで海外の人も増えますし、米粉や大豆粉を使ったスイーツが注目されると思います。

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▲『米粉でりんごのパウンドケーキ』(投稿者・whitymomo(モモ)さん)

SD 発酵食品は昨年からブームでしたが、
今年はオリンピックを機に海外の発酵食品にも注目が集まると思っています。

hue 健康や美容面でも発酵食品は人気ですよね。
外国の発酵食品ってどんなものがあるんでしょう?

SD 例えばインドネシアの納豆と言われている「テンペ」とか。
納豆よりマイルドで匂いが少なく食べやすいようですよ。スナップディッシュの投稿でもテンペを使ったサンドイッチがありました。

ラグビーワールドカップの時も対戦相手の国歌を歌うなど、
相手国への興味も高まりましたから、オリンピックでも様々な外国の料理が注目されると思っています。
日本だけではなくて、世界にも発酵食品があるので
オリンピックを機に外国の発酵食品にも注目が集まると思います。
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▲『漬け盛り』(投稿者・千景さん)

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▲『テンペサンドイッチ』(投稿者・K-holicさん)

SD 今年はどんなトレンドになるのか未知数なところもありますが、
一時の“インスタ映え”からの揺り戻しもあり、見栄えだけを追求しすぎるのではなく、
多様な選択肢のなかから自分にあったものを選ぶという流れが今後も続くと予想しています。
大きくは
「日本を見直す“食”」、
「身近な食材の見直し」、
「和と世界各国の融合」、
「がんばらないhealthy」この4テーマを予測しています。


hue 家庭のご飯といっても、今は本当にさまざまな選択肢がありますよね。
デリバリーフードや食のサブスクリプション、
家事のアウトソーシングなど食に関するサービスが多くなりましたね。

SD 例えば、都心のスーパーなんかはフロア構成が変わってきました。
冷凍食品や、お菓子、飲料などが中心のフロアと、食材のフロアが分かれていたり。
冷凍食品も種類が豊富でおいしいものがたくさんあるし、デリバリーフードも健康志向のものが増えました。
自分でこだわりたいことや、好きなものは手作りするなど多様な選択肢から選べるのはいいことだと思います。

hue そうですね、食に関する選択肢が増えるのはいいことです。
共働きのご家庭など、お料理が大変だと感じるときは少しでも楽ができるサービスがあるなら活用して欲しいですね。
オリンピックイヤーの今年、どんな食のトレンドやフードサービスが生まれるのか引き続き注目したいと思います。
スナップディッシュの皆さん、お話ありがとうございました!

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▲阿部さん、佐々木さん、落井さん(右から順)。2020年フードトレンド予想のお話をありがとうございました!
『SnapDish』キッチンスタジオにて。

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株式会社ヒュー
株式会社ヒューは「食」を中心とした広告や商品パッケージの撮影から、レシピの開発・提案・クッキングの手配や出版物・WEB・デザイン・SNSを使ったコミュニケーションツールなど多彩にご提案が出来る「食の総合プロデュース会社」です。
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